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2012年 05月 28日
古城梅で梅酒作り 
結婚して家を建てるまでは、毎年大量の梅酒を毎年作っていたのですが、息子が生れてからは作る量もかなり減り、作っても大体3~5升ぐらいになってしまいました。
私達が住んでいる所は梅の名産地と呼ばれている、みなべ町や田辺市の近くで、住んでいる町でも良い南高梅(なんこううめ)が沢山とれます。(高級梅干に使われているのでご存知の方も多いはず。)お陰で安くて新鮮な梅が手頃な価格で手に入るのです。
今年、知り合いの方から良い梅を手に入れる事が出来ましたので、早速作ってみました。
我が家が漬けるのは、その南高梅ではなく古城梅(ごじろうめ)という品種のもの。かつては『青いダイヤ』と呼ばれていたらしいです。
古城梅は南高梅より実(皮)がシッカリとしているので、長期漬けこんでも身崩れすることもなく、漬けた梅酒も長年経っても綺麗な透き通った色のままと言われています。(多少の色は付きますが)

梅を頂いた日、仕事から帰ってきましたら、夫がリビングでコツコツと梅のヘタを金串でとり瓶に入れている所でした。
『今年は何キロ漬けるの?』
『12kgで焼酎12本分。』
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そうそう。我が家には拘りがありまして。
梅を漬けるお酒はホワイトリカーではなく、泡盛で漬けるのです。
夫がね、そのまま飲んで美味しくないお酒より、そのまま飲んで美味しいお酒に漬ける方がいい・・・というので、何年か前から『久米仙』という泡盛で漬けています。
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それと、我が家は飲兵衛?なので、甘さを超控えめにしております。
1kgの梅に対して氷砂糖は400g。以前200gで漬けた事があるのですが、さすがにその時は砂糖が少なかったな・・・と。
通常のレシピでは1kgの梅に1kgの氷砂糖となっているようですが、私達にはちょっと甘過ぎると感じますので、長年調節してきて、最終この割合にたどり着きました。
砂糖が少ない分、半年~1年経過し梅酒が熟成しても漬けた時に使ったお酒の味も分かる為、飲んでも美味しいお酒を使うようになりました。

きっと皆さんの家でもそれぞれの拘りがあるのでしょうね~♪

そう言えば、先日夫が梅酒用の瓶を地下収納の中を探していると、あれは確か2~3年前に漬けたパープルクイーンという紫色の小梅で漬けた梅酒が出てきました!漬けたけれど、すっかり忘れていました(^^;
漬けて半年くらい経った時は、まだキレイな紫色をしていたのですが、さすがに2~3年経つと薄~い琥珀色になっていました。(写真撮り忘れました・・・)
参考までに、パープルクイーンという小梅の画像を添付します。梅酒にしても綺麗で美味しいのですが、フレッシュなうちに飲める梅シロップをコレで作ると、本当に綺麗です。
パープルクイーンは紀南オリジナル品種でJA紀南だけが生産販売できる小梅の品種だそうです。(画像はJA紀南のホームページよりお借りいたしました。)
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by jenajena | 2012-05-28 22:39 | liquor/drink


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