2014年 04月 09日
一汁三菜からはじまる、御食事処乃 福松 ~2014.3 京都~ 
京都へ行くたびに飲食店のレベルって高いと感じます。
高級割烹店だけじゃなく、居酒屋、フレンチ、イタリアン、パン屋さんなど
ジャンルを問わず、レベルの高さに驚かされます。
やはり生き残るために腕を磨き、工夫を凝らし、舌の肥えたお客に満足してもらうために
日々頑張っているからなのでしょうか。


さて、伏見での日本酒まつりのあとホテルに戻り、少し散策した後に夕食に出かけました。
この日お伺いした店はホテルから歩いて行ける距離にあるのですが、
路地の奥にある店でなので少々分かりずらい所でスマホのナビを頼りに行きました。

御食事処乃 福松
こちらが1日目の晩御飯を頂くお店です。
18時半に予約を入れました。



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既に先客が4~5名ほどいまして、カウンターのみの店内はあと数名で満席です。
お伺いすると、その数席も予約でうまっているとの事。
この日はとても寒かったので、出して下さった温かいおしぼりが気持ちいい。
落ち着いたジャズが流れイイ気分になったところで、夫は鹿児島の焼酎を、私は山形の純米酒・大虎を頂きました。

そうそう。こちらのお店はとても面白いシステムになっていまして、
カウンターに座るとまず一汁三菜が出てくるんです。
それをアテにお酒をちびちびとやるのもよし、足りなければ追加注文をします。
因みにこの一汁三菜で、な、な、なんと!1500円なのです。

まず最初に頂いたのは新玉ねぎと若芽の酢の物。
新玉ねぎの甘さがとシャキシャキした食感がいいですね。



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次にサバの味噌漬け。
私は味噌漬けが大好きなので嬉しいですね。
純米酒・大虎は、新玉ねぎの酢の物とも合いましたが、こちらの味噌漬けとも相性良し。
大虎はサッパリしていますが、旨味もちゃんとありますので幅広く合わすことが出来そうです。



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汁物はイワシのつみれ汁。
イワシのつみれは見た目凄い色をしていますが、イワシの味がギュッと凝縮していて
それがお出汁の中にも染み出ています。
良いお味です。



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そして一汁三菜の最後の品、八寸。
季節感をふんだんに取り入れ、春らしさを演出しています。
この日は、イカナゴと胡桃の佃煮、冥加と春キャベツの甘酢、ブロッコリーの煮浸し、
鰹のたたき、スナップエンドウと蕗味噌、クラゲの中華風、山芋煮でした。
今日は春と言えど、霙が降り、まるで冬に逆戻りしたかのような天気でしたが、
このお重の中は春がいっぱいで思わず嬉しくなりました。



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座った席が丁度店主の方の前だったので、料理をする様子がよく見えます。
我が家にとってはこの席は特等席。
次のお料理が運ばれてくる間、じっくりと眺めたり、お話をしたりして・・・。
料理の写真や店内の写真撮影にも快く承諾してくださいました。



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店主が魚を切っているのを見ているとアレが食べたくなり、そして注文。
それを注文する時に、その料理に合いそうなお酒も一緒に注文。
山形の純米吟醸生酒、白露垂珠。
すっきりしているのに芳醇で辛口のお酒です。



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『アレ』というのは、〆鯖のこと。
これが食べたくてこのお店に来たようなものなのです。
福松の〆鯖は酢で〆切っていないので、どちらかというと刺身に近いです。
この〆鯖を大根おろしかワサビで頂くのですが、鯖のねっとりした感じが
大根おろしと合わすことでサッパリと頂けるのです。



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〆鯖を満悦したあとは、自家製のからすみを注文。
やや小ぶりのからすみをスライスし、バーナーで炙り・・・



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定番ですが、大根の上に載せて頂きます。
塩加減も丁度良く塩っ辛くないので幾らでも食べられます。
口の中で濃厚な味が広がります。



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からすみを頂きながら、これに合うお酒を店主の方に相談。
『島根の十旭日はどうですか?』
『では、それを頂きます♪』
旨味があり、しっかりとしたボディで、そして切れもある。
美味しいお酒です。



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『今日のおススめは?』と、夫。
『そうですね、稚鮎の唐揚げとかはいかがでしょう?』と店主。
うん、確かに美味しい。
山椒塩を付けて食べるのだけど、はらわたの仄かな苦みが心地いい・・・。
それを十旭日でグイッと流し込む。
夫は相変わらず焼酎を飲んでいるが、きっと焼酎にも合うだろうな。



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そろそろ息子も眠くなってきたようなので、締めの注文を。
『最後の締めにふさわしいお酒ってなんでしょう?』
『古酒とかはいかがですか? 山廃の純米酒があるのですが・・・。』
『古酒ですか。ではそれを下さい』

頂いたお酒は滋賀県お酒、不老泉の山廃仕込純米原酒。
確か3年熟成させたものだったかと思います。
まるでウイスキーのような黄金色をしたお酒は、奥行きのある味と香りでした。



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最後のアテはホタルイカの干物。
炭火でさっと炙ります。



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あー、まるで八代亜紀の舟歌の世界。
『肴は炙った烏賊でいい~♪』

若い人は分からないだろうなぁ。笑



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これだけ食べて飲んで、驚いたのはお勘定。
ちょっとドキドキしながら伝票を見て驚愕した。
思っていたより遥かに安かったー。
からすみも食べたしなぁ~、お酒もたらふく飲んだし、絶対かなり支払わなきゃアカンよな・・・
なんて思っていたけど、嬉しいことにかなり良心的な金額だった!
『ほんまにエエんですか?』と、思わず聞き返したくらい。笑



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気さくな店主とテキパキと動くスタッフの方達。
美味しい料理とお酒・・・。
静かな店内で肩ひじ張らず寛げる空間。

またまた素敵な和食店を大好きな京都で発見してしまいました。





御食事処乃 福松
 京都府京都市中京区衣棚通六角上ル了頓図子町475  
 TEL 075-741-7138
 営業時間 18:00~23:30
定休日 不定休 




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by jenajena | 2014-04-09 16:36 |   ・2014.3 京都


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